【トーショク通信】第119号
新所沢の不動産会社トーショクが発信する
所沢・不動産売却・トーショクの話
こんにちは。トーショクの舞草亮です。4月ですね。桜見ましたか?
私は狙ってた桜を見れました。知る人ぞ知る奥武蔵の山上集落に咲く孤高の桜『八徳の一本桜』です(下の写真)。
八徳は正式には「やっとく」と読みますが、地元では親しみを込めて「やっとこ」と呼ばれているようです。
場所は吾野駅から北側に歩いて約1時間15分(私は車で直接現地へ)。わかりやすく説明すると高山不動尊と顔振峠の間です(もっとわかりにくい?)。
ざっくり飯能と秩父の間です。飯能市長沢562のすぐ近く。
「空家になった実家を売りたいです、、、」(後編)
前回までのあらすじ
新所沢に住む上田さん(仮名、50代、女性)から空家になった実家の売却について相談がありました。
上田さんは空家の管理で疲れていました。そのため売りたいと思っていました。ただ、家の所有者は施設で生活しているお父さん(80代)です。
お父さんは上田さんに賛成してくれて、他のご家族も賛成してくれて、私もお父さんに会って販売スタートとなりました。
それでは、空家となっている実家はどんな家だったのでしょうか?ここまでが前回の話です。
不動産の状況
上田さんは新所沢に住んでいますが、ご実家は所沢市内の別の場所でした。ひと言で言って『簡単ではない不動産』でした。
上田さんの金融機関の知り合いも「買う人いるの?」と心配していました。どういう不動産なのでしょうか?
上田さんの実家は一戸建てです。土地と建物です。建物はすでに築50年を経過していて、買って家として使いたいお客さんを探すのは難しい状況でした。
これはよくあることで特に問題ありません。土地(古家あり)として売ればいいですよね。ですから買ってくれるのは土地を買って、家を建てたいお客さんです。
土地は50坪以上です。ですから大きな建物を建てたい、家族が多い、二世帯住宅、車が複数台などを希望されるハウスメーカーで家を建てたいお客さんが予想されます(あくまで土地の大きさだけで考えると)。
ですが、上田さんの実家は私道の一番奥(行き止まり)です。しかも、長い私道です。50m以上あります。ですから、車で入るとすると私道の入口から50m以上バックする必要があります。毎日だとちょっときびしいですよね。
それだけではありません。土地が道路と接している長さ(間口)が、ぎりぎり2mあるかどうかでした。道路と2m以上、接してないと建物は建てられません(原則、許可がおりない)。1cmでも1mmでも足りないと再建築できません(ちなみに昔は許可なくけっこう建ててました)。
たとえ、道路と2m接していても車がかなり入れにくいのわかります?
大きな土地に自分が選んだハウスメーカーで家を建てたいお客さんに、車が入れにくい土地って合いますか?
軽自動車やコンパクトカーなら比較的まだ車を停められます。でも50坪の土地にハウスメーカーで家を建てたい人って、車も大きそうだし、何台か車を持ってそうですよね。
上田さんには売れる前に費用発生になりますが、きちんと測量してもらいました。そしたら、ちょうど2mが道路と接していました。法律上、家は建つことがわかりました。
ただ、道路と2m接していても、境界のブロック10cmがあったので車を入れるときの空間的には1.9mです。簡単ではないですよね。それだけでなく、、、
道路と接している間口が2mだと工事も大変なのイメージできますか?
解体するときに大きなユンボ(ショベルカー)で一気に解体できないですし、家を建てるときにも資材を運んだりする車とか横づけできなかったりします。
工事が大変なのは業者さんがやってくれるからいいんですが、その分、費用が高くなるんです。
他にも、、、水道管の越境がありました。道路からお隣の敷地を通って引き込んでるいるので改善が必要でした。
また、都市ガスの引き込みがなかったので(プロパンガスを使用)、引込工事が必要でした。工事するっていうことは、私道を掘って工事するってことです。
ってことは、掘る部分の私道を所有している全員(今回は約15人)から書面で(原則)承諾が必要だったりするんです。みんなの私道ですからね。
そうしないと工事屋さんが工事してくれなかったりするんです。工事屋さんもトラブルになりたくないですからね。
一般のお客さんがそのまま買うのは、たとえ金額が安くても難しい不動産なのは、何となくイメージできますか?
ただ、お隣さんなど隣接している人など、特別な人は難しい不動産でも立地を優先して買ってくれる可能性があります。すごく近くで売りに出たらほしい、と思っている可能性がゼロではありません。
ですからダメもとで、私が直接、訪問してあいさつがてら売りに出すことを伝えました。一定期間、反応を待ちました。ダメでした。やっぱり一般のお客さんは難しそうです。
一般のお客さんが難しいなら、プロの不動産会社が買うってことです。もし不動産会社が買っても当然そのままで売るのは難しいです。時間とお金をかけて一般のお客さんが買えるように不動産を商品として加工する必要があります。
不動産会社にとってももちろん簡単ではありません。きちんと加工できない可能性もあるのでリスクもあります。経験が必要です。
でも、不動産会社と言っても、今回の状況だと大手は買わない不動産です(安くても)。大手不動産会社は、買う不動産の基準やルールがけっこうあります。
大手が買わない(買えない)不動産なら、地元の不動産会社が買うしかありません。不動産会社によっては買取り自体をやっていません(つまり仲介のみ)。不動産会社にも得意、不得意があります。
所沢でこんなに難易度の高い不動産を、リスクを負って買う不動産会社ありますか?
あります。トーショクです。トーショクが買取りました。しかも、家の中にある物はそのままで。
新所沢の不動産売却でお役に立てることはありませんか?お気軽にご相談ください。相談は無料です。何年か先の相談でも大丈夫です。お待ちしています。
トーショク 舞草亮
追伸
契約が終わってから決済(引渡し)までの間に、司法書士さんに施設に行ってもらって所有者であるお父さんときちんと面談をしてもらいました。意思確認や判断能力の確認です。
いくつか質問をして、まったく問題ありませんでした。質問内容は『売る意思』『氏名』『住所』『生年月日』『干支(えと)』などでした。ただ、質問内容はケースバイケースです。
今回は施設の担当者にもヒアリングしていました。そのあと、いくつかの書類に署名もしてもらいました。
ちなみに、書くのが難しい場合でも意思が確認できれば大丈夫です。そういうケースもあります。
その後、トーショクは商品としてきちんと加工できたのでしょうか?今後、機会があればトーショク通信でお知らせします。上田さんありがとうございました。
トーショク
舞草 亮
まいくさ りょう
1976(昭和51)年
10月1日生 辰年
177㎝77㎏(靴26.5㎝)
所沢出身
若草幼稚園 上新井小 小手指中出身。高校時代は毎日、新所沢の駅から学校に通っていました。子供のころは北所沢町にある剣道道場(マルハ啓道館)に通っていました。所沢では上新井、椿峰、山口、松葉町、東所沢に住んだことがあります。
不動産歴23年。宅地建物取引士・2級ファイナンシャルプランニング技能士・不動産コンサルティングマスター。ちなみに上海で5年仕事をしていたので中国語(HSK6級・HSK口試高級)が少し話せます。
〈ご来店〉

所沢市松葉町15-12

〈お電話〉
0120-104-493
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