【トーショク通信】第113号
新所沢の不動産会社トーショクが発信する
所沢・不動産売却・トーショクの話
こんにちは。トーショクの舞草亮です。10月はだいぶすずしくなってきましたね。
私は9月に腰の手術で2週間、入院していました。脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)の手術をしたんです。もう復帰して元気にやってます。
今回は入院する直前に売却が完了した(完了してから入院?)新所沢の家の話です。
ハトが住む家?(前編)
3年前(2022年)に新所沢に住む髙田さん(仮名、80代、女性)から家の売却について相談がありました。髙田さんは、以前はご主人さんと一緒に暮らしていましたが、ご主人さんが亡くなりすでに1人で生活していました。
髙田さんの家は、土地59坪、建物は増築をしていて42坪ある大きな家でした。建物の南側は1階から2階まで吹き抜けですべてガラス張りです。
小柄な髙田さんはすでに80代中盤ですが、話をしていると非常に活動的なことがわかってきました。そしてガラス張りの吹き抜けの話になりました。
「以前、ハトを飼っていて」って髙田さんが言うんです。「(どういうこと?)」私は思いました。『ガラス張りの吹き抜け』と『ハト』がすぐには結びつかなかったんです。
確かにガラス張りの吹き抜けは陽当りも良く、飛び回るスペースも家の中なのにけっこうあるからハトにはうれしいかもしれません。
でも、家でハトを飼ってる人います?家の外じゃなくて、家の中ですよ。「多いときで7羽くらい飼っていました」っていうんです。なんかすごくないですか?
でも、「なんで?」ってなりますよね。「以前、マジック(手品)をやっていて」って言うんです。手品のために家でハトを飼うって本格的すぎないですか?
私は「仕事でマジックをしてたんですか?」って聞いたんです。そしたら「いえいえ、趣味とボランティアです。」っていうんです。
髙田さんは、現役で仕事(手品の仕事ではありません)をしているときに、施設の子供や高齢者の方に、ボランティアで手品を披露していたんです。すごく喜んでもらったそうです。
手品でハトが出てくるイメージはありますが、家で飼うものなんですね。たしかに普段からコミュニケーション必要ですよね。
でも、家にハト7羽って初めて聞きました。私が家に行ったときにはハトはもういなかったけど、見てみたかったです。
もちろん私はハトの話だけでなく、メインの家の売却についての話もしました。
ただ、このときはまだ髙田さんは、いくつかの不動産会社に相談をしていて、どこの不動産会社に売るのを頼もうか考えていました。
その後は、年末にカレンダーをポストに届けることはありましたが、直接会うことはなく時間だけが過ぎていきました。それから3年後、、、
3年ぶりの再会
今年(2025年)の6月の平日の夕方。私は外から戻ってトーショクの2階でパソコンで仕事をしていました。すると、1階から内線が入りました。「髙田さんがお見えです」。「髙田さん?どこの髙田さんだろう?」。何人か同じ名前のお客さんがいました。
1階に下りてみると、あの「ハトの家の髙田さん」でした。3年ぶりの再会です。髙田さんはすでに姪(めい)っ子さんがいる石川県金沢市に引越をしていました。
髙田さんは金沢から1人で新幹線と電車を乗り継いで新所沢に来てたんです(新所沢ステーションホテルに滞在)。もう、80代後半になっていて、歩くときはショッピングカートにたよりながら歩いていました。
金沢から新所沢って距離だけでなく、乗り換えもけっこうありますよ。
金沢から新幹線で大宮駅まできて乗り換え。南浦和駅で武蔵野線に乗り換え。新秋津駅から秋津駅まで歩いて乗り換え。最後に所沢駅で乗り換えて新所沢に到着ですよ。
荷物もポーチ、リュック、カートって小柄な髙田さんのにとってはかなりの荷物です。私はびっくりしました。
でも、髙田さんは、体力はともかく気力は十分でした。何回でも新所沢と金沢を往復する勢いがありました。そして、金沢に引越はしましたが、新所沢の家はまだ売っていませんでした。
話を聞くと「3年かけて頼む不動産会社を2社に絞りました。」って言うんです。絞った2社のうちの1社がトーショクです。まだ、私のこと覚えてくれてたんですね。
3年の間、ポストに届くトーショク通信を毎回、楽しみに待っててくれたそうです。再会してしばらくして、髙田さんいわく「地元で経験豊富なベテラン」の私を選んでいただき、家の売却をお手伝いさせていただくことになりました。
実際にこの後、『地元』で『ベテラン』じゃないと対応できないことがいくつも起きるとは、このときは思っていませんでした、、、
販売開始
販売活動が始まると、長期戦になるため、髙田さんは新所沢ステーションホテルから、ほぼ空っぽになっている新所沢の髙田さんの家にフトンだけ準備して、家が売れるまで寝泊りすることになりました(暑いのに冷蔵庫もありません)。
髙田さんはサポートしてくれるご家族が近くにはいませんでした。また、携帯電話は持っていますが、電話をしても気がつかないのでつながりません。もちろん、折り返しもなく、メッセージのやり取りも難しい状況でした。
そのため、伝えたいことがあるときは『髙田さんの家に行って、会って、伝える』しか方法がありませんでした。
家を売るって、行き違いがないように細かな連絡がたくさんあります。できれば、会って伝えるべきことは会って、電話で大丈夫なことは電話で、ちょっとした連絡はメールやメッセージで、など状況によって連絡方法を使い分けたいですよね。
でも、教科書通りにいかないのが現場です。
全ての連絡を、私が車に乗って、新所沢にある髙田さんの家に行って、インターホンを押して、在宅であれば伝える。不在であれば時間を変えて再度訪問して伝えます。
在宅でも寝ていたり、インターホンの音に気づきにくかったりします。寝てると立ち上がるのも時間がかかるのでインターホンを押してからゆっくり待ちます。
地域密着じゃないと難しいですよね(地域密着でも難しい?)。取引の間に連絡することむちゃくちゃ多いですよ。
それと、髙田さんの家に行くたびに心配だったのは熱中症です。今年の夏すごく暑かったですよね。髙田さんの家の売却は夏でした。私が外でインターホンを押して待っている間だけでも汗ダラダラになります。
家の中は絶対にエアコンを消さないように伝えてはいます。ただ、80代後半の髙田さんが「年取るとあまり暑さ感じないのよね」って言うのを聞くと、「(それが心配なんだよなぁ)」って私は強く思いました。
髙田さんは「不動産のお仕事以外の安否確認までさせちゃって」って笑いながら言ってました。
さらに、髙田さんはエンジンがかかるのに時間がかり、ぐったりしていて、立ち上がるのが難しい時があります。知らない人が見たら、タイミングによっては救急車を手配されそうです(実際に契約の直前に救急車を手配されそうになりました)。
他にも、「少しお金が必要になったときのために、ここにあるんです」って腹巻みたいなものに現金(50万円?)を隠してるんです。私は「それ人に教えない方がいいですよ!!」って即座に言いました。
その後も、解体屋さんが見積もりをとるために家にくるとき、直前に私が髙田さんに「貴重品ちゃんと隠してますよね?」って伝えると髙田さんは「はい。押入れの風呂敷の下にしまってます」って言いうんです。私は「それ教えない方がいいですよ!!」ってまた言いました。
髙田さんは「大丈夫です。部長さん(私のこと)にしか教えてないですから」って言いうんです。あまり信用しすぎるのはよくないし、なにかあったら私が最初に疑われる気がしますが、、、。
その後も、食洗機など隠し場所が変わるたびに私に教えてくれました。自分でどこに隠したか忘れてしまうのも心配だったみたいです。
その他にも家を売るのに必要な書類があるときは、車で一緒に市役所へ行ったりもしました。
契約
そんな髙田さんは販売期間中、家に住みながら玄関の前にトーショクの旗を立てていました。しかも4本も。
住んでいる家の場合、旗や看板などをやらないケースがほとんどです。でも、髙田さんは「(住みながら家に旗をやって)気になる人(いやがる人)いるんですか?」「宣伝した方がいいですよね」「にぎやかでいいですね」と言って、通る人が旗を見て歩いて行くのを楽しそうに見ていました。
さらに自分でもチラシを配って宣伝するって言うんです。体力面が心配だったため遠慮してもらいましたが、むちゃくちゃやる気があります。
そんな髙田さんのやる気のおかげか、1ヶ月もしないうちに買主さんが見つかり契約となりました。販売から契約までは比較的短い期間でした。
でも、この後、契約から引渡しまでがまた心配の連続でした。熱中症も心配でしたが、さらなる心配が発生します。次回、『ハトの住む家?(後編)』に続きます。
新所沢の不動産売却でお役に立てることはありませんか?お気軽にご相談ください。相談は無料です。ご来店お待ちしています。
トーショク 舞草亮
トーショク
舞草 亮
まいくさ りょう
1976(昭和51)年
10月1日生 辰年
177㎝77㎏(靴26.5㎝)
所沢出身
若草幼稚園 上新井小 小手指中出身。高校時代は毎日、新所沢の駅から学校に通っていました。子供のころは北所沢町にある剣道道場(マルハ啓道館)に通っていました。所沢では上新井、椿峰、山口、松葉町に住んだことがあります。
不動産歴11年。宅地建物取引士・2級ファイナンシャルプランニング技能士・不動産コンサルティングマスター。ちなみに上海で5年仕事をしていたので中国語(HSK6級・HSK口試高級)が少し話せます。
〈ご来店〉

所沢市松葉町15-12

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