所沢市で不動産をご所有されている皆さまへ
先日、所沢市に住む高橋さん(仮名、50代、男性)からこんな相談がありました。
「親が施設に入って、実家が空家になりました。売るのを考えているんですが、相談とかできるんですか?場所は東久留米なんですが、、、」
お父さんはすでに亡くなっていて、お母さんが一人で住んでいた家です。相談者の高橋さんにとっては実家です。お母さんが体力的にひとり暮らしがきつくなり、施設で生活することになりました。そして、空家となりました。
でも売らなくてもいいですよね?
高橋さんは弟が1人いて2人兄弟です。高橋さん自身は所沢に、弟さんも実家とは別の場所に生活の基盤がすでにありました。2人とも実家から離れて暮らして、もう20~30年が過ぎていました。ですから、2人とも東久留米の実家に戻ることはなく、「今後、使う人はいない」と言っていました。
トーショクから車で1時間もかからないので、場所的には問題ありません。所沢市内の不動産の相談が多いけど、最近でも狭山市、入間市、東村山市、清瀬市、東久留米市、東大和市とかやっています。もちろん、相談だけでも大丈夫です。
ですが、相談者の高橋さんの考えも大切ですが、一番は空家の所有者であるお母さんの考えが重要ですよね?そこで、お母さんのことも高橋さんに聞いてみました、、、
施設に入ったお母さんは、「家がなくなるさみしさ」はあるようです。それはそうですよね。何十年も住んでいた家族との思い出がつまった家ですから。
でも、それ以上に「子供や孫に迷惑をかけたくない」「お金に変えておく方が、今後、施設や病院でお金が必要になったときにも安心」と将来を見据えたはっきりとした考えがあることがわかりました。
確かに、空家であれば誰かが定期的に空家に行って、ポストを見たり管理しないといけませんよね。家族にとっても、せっかくの休日に、住んでいる家から往復するだけでも、体力的に負担になります。しかも、いつまで続くかわからない場合は、精神的にも負担になりませんか?他にも、、、
夏の暑いときの草むしり(夏は雑草があっという間に伸びます)、夏が過ぎると台風で屋根が飛んで人にケガをさせないか(隣の怖い人の車にキズをつけてトラブルになった例を聞いたことがあります)、さらに、、、
寒くなると気温がマイナスになって水道管が凍って破裂して水が止まらなくなって、空家のためお隣さんが緊急対応(以前、売るのを頼まれた空家の売主さん)、地震で塀が倒れて人にケガをさせないか(実際に2018年の大阪府北部地震で、小学4年生の女の子が塀の下敷きとなり亡くなっています)など、気になることはたくさんあります。
所有者であるお母さんも、意味なく固定資産税を払い続けるのももったいないし、子供たちに空家の管理をさせて負担をかけたくないと考え、「空家でずっと持っていても、誰も得しないから」とお母さんとしても早めに売りたいそうです。
そうですよね。「別に急いでいないから」って、先延ばしにして5年、10年経ったらどうなるでしょう?その分、体力的には衰えます。しかも、もし、所有者のお母さんが認知症になったら、手続き的に売ることが難しくなります。そのこともあって、高橋さん家族は「売れるときに売っちゃいたい」と思ったそうです。
不動産は現金化するのに少し時間がかかるので、早めに動くのはプラスです。
今回の高橋さんのケースでは、空家を売ることが家族にとっての答えでした。しかし、不動産の状況、所有者や家族の状況によって答えは変わってきます。
お役に立てることはありませんか?お気軽にご相談ください。お待ちしています。
トーショク 舞草亮
追伸
相談してもらえれば「物がまだたくさんあるけど売れるの?」「契約とか所有者本人が不動産屋さんに行かないといけないの?」「売りに出してから所有者に万一のことが起きたらどうなるの?」など、他の何人もの相談者の方からの質問にお答えしているように、あなたの質問にもわかりやすくお答えします。

トーショク
舞草 亮
まいくさ りょう
1976(昭和51)年
10月1日生 辰年
177㎝77㎏(靴26.5㎝)
所沢出身
若草幼稚園 上新井小 小手指中出身。高校時代は毎日、新所沢の駅から学校に通っていました。子供のころは北所沢町にある剣道道場(マルハ啓道館)に通っていました。所沢では上新井、椿峰、山口、松葉町に住んだことがあります。
不動産歴23年。宅地建物取引士・2級ファイナンシャルプランニング技能士・不動産コンサルティングマスター。ちなみに上海で5年仕事をしていたので中国語(HSK6級・HSK口試高級)が少し話せます。
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所沢市松葉町15-12

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