不動産売却の『おとり広告』って、どんな広告かイメージできますか?
「探しているお客さんが本当はいないのに、具体的に探しているお客さんがいる」ことを伝えて、売却を検討している人からの問合せを狙う広告などです。
何十年も前からあって、今でもあります。
今回は、最近やたら目にする(目に余る?)おとり広告で、複数の会社が使っている、今、流行り(?)のおとり広告の内容を解説します。
このパターンは、戸建でも使われていますが、マンションの所有者を狙うパターンが最近、特に目立ちます。
どんな内容なのでしょうか?
広告のタイトルは?
「当マンション所有者様」「『新所沢駅』利用地域にマンションをご所有の方へ」など、同じチラシを印刷して、どこのマンションにでも配れるようにしてあるタイトルが多いです。
もちろん、中には手が込んでいて、具体的なマンション名(戸建なら地域名)を書いてある広告もあります。
マンションの所有者の人からすると、「自分のマンション宛」と感じる人もいるかもしれません。
しかし実際には、どこのマンションにも入れている広告です。
どんな人が探している設定になっているの?
最近よく目にするのは「法人が探している」「会社名義で購入」「法人の寮として」など、法人が探している設定が比較的多いです。
あなたも見たことありますよね?
ちなみに、法人と言っても、不動産会社をイメージしているものが多いです。不動産会社であれば、安ければ買います。だから、一年中、探しています。でも、それを言ったら、どこの会社だって探していることになります。
価格は?
「多少、金額が高くても買う」「価格の上乗せを交渉」「相場より高く」など、高い価格を、におわせる内容が多いです。
でも、もし本当ならすぐに売れないとおかしいですよね。それどころか、もし、このような広告が本当なら、今、売りに出ているマンション全部、売れてなくなります。
だって、本当に高くても買うお客さんがいるなら、売りに出ているマンションを買えばいいだけですよね?
ちなみに私が確認できただけでも、新所沢駅から歩いて15分以内で、売りに出ている中古マンションの数は29物件ありました(2022.7月1日)。
所沢市全体で売りに出ている中古マンションなんて139物件もありました(2022.7月1日)。
これらのマンションにも同じような広告が入っているのに、なぜ売れずに残っているのでしょうか?
購入の希望条件は?
「50㎡~120㎡など」「リフォーム前提のため室内状況は不問」「荷物が残っていても大丈夫」「階数・陽当り不問」など、条件を絞っているように見えて、実際には全部、だれにでもあてはまる内容ってわかりますか?
いつ購入したい設定なのか?
「至急」「3ヶ月以内を設定(今が7月なら、『10月までに』など)」などある程度、近い日にちの設定が多いです。
ちなみ上記の例では、10月を過ぎると『12月までに』『1月までに』など1年中、延長しています。不動産会社が買主なら、確かに1年中、探してますからね。
その他の特徴は?
「本気で探している」「本当に本気」などを強調して書いている傾向があります。
ここまで書いてあると、売却を検討している人なら、問い合わせをしてみたくなる気持ちもわかります。実際に、売却を考えている人から、問い合わせが多いと思います。だから流行っているんでしょうね。
まさか堂々とウソをついているって思わないですからね。
どうしておとり広告を堂々とやっても大丈夫なの?
「そんなウソの広告なら、なにか罰則とか受けないの?」と思われるかもしれません。でも、このような不動産業者はつっこまれたときのために言い訳ができる状態にしてあります。
たとえば、不動産会社は1年中、探していますから、確かに探しているお客さんがいなくはなですよね。
でも、本気で売却を検討している売主さんの気持ちを考えれば、「ウソをついているのと同じ」って私は考えますけどね。
どんな不動産会社が、このおとり広告を使っているの?
よくあるのは『23区の不動産会社』で『設立5年以内の不動産会社』です。都内から所沢まで(実際にはもっと)、どのマンションにも同じ広告を入れています。うちにもよく入ってます。
さすがに地元で、信用をベースに、長くやっている会社が、こんな広告はできないですよね?やる必要もないですし。
でも、エリア外の不動産会社は、地域と信頼関係を築くつもりが最初からないです。だから、このようなおとり広告でも気にしないで、ばら撒くことができるんです。
問い合わせするとどうなるの?
もし、問い合わせると「高く買う」という割には、実際にはそうはなりません。
結局は、もっともらしい理由をつけて「条件が合わなかった」となります(もちろん最初からそのつもり)。
売主さんも他の不動産会社に声をかけるのも面倒だから、その会社に頼んでしまうケースがあり、その後、普通に売りに出されます。
これが彼らの目的です。
ベストを尽くしませんか?
おとり広告の内容は、売主さんからすると、もし本当なら魅力的な言葉が並んでいます。
でも、信頼関係など気にせず、おとり広告にたよっている不動産会社の目的は、手段を選ばず、とにかく問合せをもらうことです。
怖くないですか?しかも、エリア外の会社です。
そんな会社が、あなたにとって(彼らにとってではなく)ベストな提案をしてくれるでしょうか?
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トーショク 舞草亮
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トーショク
舞草 亮
まいくさ りょう
1976(昭和51)年
10月1日生 辰年
177㎝77㎏(靴26.5㎝)
所沢出身
若草幼稚園 上新井小 小手指中出身。高校時代は毎日、新所沢の駅から学校に通っていました。子供のころは北所沢町にある剣道道場(マルハ啓道館)に通っていました。所沢では上新井、椿峰、山口、松葉町に住んだことがあります。
不動産歴23年。宅地建物取引士・2級ファイナンシャルプランニング技能士・不動産コンサルティングマスター。ちなみに上海で5年仕事をしていたので中国語(HSK6級・HSK口試高級)が少し話せます。
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