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所有者不明の土地は九州より広い!?

【トーショク通信】第15号

新所沢の不動産会社トーショクが発信する

所沢・不動産売却・トーショクの話


 所有者不明の土地が九州より広いってありすぎですよね。民間の有識者が2016年に試算した結果です。しかも増え続けています。なんでこうなっちゃうんですかね?

 

 現状では相続などで所有者が変わっても、法務局に申請して登記簿上の所有者を変更することは義務ではないんです。

 

 ですので、登記簿上は前の所有者(亡くなった人)になっていて、今の所有者(相続でもらった人など)が誰なのか公的にはわからなくなってしまうのです。登記簿上は何十年も前に亡くなられた方の名前のままの不動産もあります。

 

 残った家族とかが煩雑な手続きを嫌がったり、相続でもめていたりしていると変更しないでほったらかしになってしまうケースがあるんですね。

 

 誰が所有者なのかわからないと困りますよね。こうなると法務局には不正確な記載の登記簿が多くなってしまいます。法務局は誰がいつ亡くなったとか把握していませんから。

 

 ただ市区町村は死亡情報をすぐに把握できます。死亡届が提出されるからです。ですが現状では市区町村の情報と法務局の情報は共有されていません。

 

 そこで市区町村などで使っているマイナンバーを法務局と共有して、死亡情報を法務局もすぐに知ることができるようにしようという案がでています。

 

 ただ、実際にマイナンバーを共有するには、マイナンバーで管理する個人情報の範囲を広げたり、マイナンバー法の改正も必要になるのでまだ時間がかかりそうです。

 

 他にもいくつか案が出ていますが法改正などがからみ、スピーディーな解決には進んでいません。

 

 早くしないとどんどん所有者不明の土地が増えて活用されていない土地が日本中で増え続けます。全国的な問題ですが、もちろん新所沢にも所有者不明と思われる土地があります。所有者不明土地には誰が所有者なのか名前がわかっても連絡がつかないケースも含まれます。

 

 「相続が発生したけどまだ名義変更していない」などご相談がありましたらお気軽にご来店ください。


トーショク

舞草 亮

まいくさ  りょう

 

1976(昭和51)年

10月1日生 辰年

177㎝77㎏(靴26.5㎝)

所沢出身

 

若草幼稚園 上新井小 小手指中出身。高校時代は毎日、新所沢の駅から学校に通っていました。所沢では上新井、椿峰、山口、松葉町に住んだことがあります。

 不動産歴11年。宅地建物取引士・2級ファイナンシャルプランニング技能士・不動産コンサルティングマスター。ちなみに上海で5年仕事をしていたので中国語(HSK6級・HSK口試高級)が少し話せます。


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